Category ART&CULTURE
Jun 03, 2016

Ryan McGinley






Ryan McGinley








世界中で圧倒的な評価を受ける、写真家ライアン・マッギンレー。彼の作品が日本の美術館では初となる展覧会が開催されています。











彼は‘‘アメリカで最も重要な写真家”と高く評価され、最近では美術雑誌やファッション誌がこぞってインタビューや特集記事を掲載し、バンド「シガー・ロス」のCDジャケットにも作品が使用されるなど、その名前と影響力は世界に広がり続けています。









若い頃からスケーターやグラフィティ・アーティスト、ミュージシャンなどの中に身を置き、彼らをモデルに撮影を続けてきたライアン。音楽ファンには彼が敬愛するモリッシーのツアー(2004~2006年)に帯同、ステージと客席を撮影し続けた「モリッシー」シリーズや、アイスランドのバンド、シガー・ロスの作品のアートワークやミュージックビデオなども手掛けています。











2000年代前半までは仲間たちの日常を切り取ったドキュメンタリー・タッチの作品が多く見られたが、次第にシチュエーションを作り込むスタイルに移行。被写体の多くはヌードで、美しい風景の中で、またスタジオでと、それぞれに強い特色のあるシリーズを発表しています。












今回の展覧会「BODY LOUD!」は、最初期の「出会い」シリーズに始まり、「ロード・トリップ」「モリッシー」「イヤーブック」「グリッド」「アニマルズ」、そして最新作の「秋」「冬」までのシリーズから厳選した約50点で彼の作品世界の全貌を紹介されています。














場所は、東京オペラシティ アートギャラリーにて7月10日まで開催中。
この機会にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。