Category ART&CULTURE
Apr 02, 2017

Saul Leiter








Saul Leiter ソール・ライター(1923−2013)








1950年代からNYで第一線のファッション・カメラマンとして活躍しながら
58歳になった年、自らのスタジオを閉鎖し商業写真から退き、
世間から姿を消した写真家です。



写真界で彼が再び脚光を浴びるきっかけになったのが、
2006年にドイツのシュタイデル社によって出版された写真集でした。



生涯、美の探求者であった彼は、
「私たちが見るもの全てが写真になる」
という言葉を残しています。



日常で見逃してしまう些細な風景の中にある「美」の存在、
そして、その「美」の発見によってそれぞれ生きる姿勢を変える事もできるということを彼の作品は静かに教えてくれます。






そしてこの春、

『NYが生んだ伝説の写真家ソール・ライター展』が

4月29日から東京の渋谷Bunkamura ザ・ミュージアムで開催されます。




写真作品、絵画作品、その他貴重な資料を一堂に集め、
天性の色彩感覚によって「カラー写真のパイオニア」と称されたライターの創造の秘密に迫る日本初の回顧展です。


なお、「Bunkamura ル・シネマ」で珠玉のドキュメンタリー映画の同時上映が決定。





写真好き、アート好き、色彩好きには
たまらない展示となりそうなので、是非とも行っておきたい回顧展☆








「写真家ソール・ライター展」

開催日/2017年4月29日〜6月25日*予定

開催時間/10:00〜19:00[入館は18:00まで] 
     *毎週金・土曜日は21:00まで[入館は20:30まで]

会場名/Bunkamura ザ・ミュージアム(東京都渋谷区道玄坂2-24-1)